・板巾は240mmですが、状況により10mm前後の膨張が起こります。

　国産材合板足場板（GAK)は、旧製品の合板足場板（GA)の原材料が希少化、高騰したため切り替えたものです。旧製品と同等の安全積載荷重を担保するため、厚み寸法は旧製品の28mmから35mmへと厚くし、なおかつ単板を全層平行に貼ったものです。これにより、旧製品と同等の強度性能を持ちますが、それと引き換えに寸法安定性（特に巾方向）がなくなりました。状況により10mm前後の膨張も起こり得ます。また表裏面の含水率の差から反りの発生も起こりやすくなっています。乾燥により収縮しますが、もとの寸法まで戻るには長期の乾燥が必要です。
　メーカーにより中古巾反り品を試験した結果、巾245mmまで乾燥したものにあっては新品時の基準をクリアしています。